2013/08/20

グウィネス・パルトロウと糖質制限ダイエット



ここ数年、糖質制限ダイエットが流行っていますが、
糖質制限は体重を減らすだけでなく、
糖尿病などの生活習慣病を防ぐという
健康面での影響も支持されている理由です。

現代的な食生活においては、
糖質を過剰にとり過ぎてしまう傾向にあるので、
ある程度の制限が必要なのですね。

常に美しくいることを求められる人たちのほとんどが
体型維持のためできるだけ砂糖を取らないライフスタイルをしています。

グウィネス・パルトローやアンジェリーナ・ジョリー、
オプラ・ウィンフリー、マドンナなど
長い間、美を求められるハリウッドセレブも
早くから糖質を意識した食生活をしています。



グウィネスはヴェジタリアン的な食生活をしていて、
関連した書籍も出版していますね。
マドンナは息子くんのためにマクロビを取り入れていて、
お二人とも食べ物や美に対してとてもストイック。

もっともニューヨークでは
実現はしなかったものの、市長自ら肥満防止のために
Lサイズの炭酸飲料を禁止しようという
規制の動きも見られました。


このように糖質の中でもっとも
問題視されているのが白砂糖。

白砂糖は、さとうきびをもとに作られますが、
製造過程において
石灰や炭酸、亜硫酸などの化学物質を用いて精製され、
ビタミンやミネラルなどの栄養素を取り除き、
さらに塩酸などで真っ白に仕上げた状態です。


天然には存在する甘味料としては
黒砂糖、てんさい、メイプルシュガー、きび糖など
たくさんの甘味があり、これらを代用すれば健康的です。

とはいってもお菓子や菓子パン、飲み物などで
どのくらい砂糖が使われているか
分かりにくいものですが。


板チョコ一枚で角砂糖6個、
炭酸飲料1.5Lには25個、
あんぱんには6個
くらいが含まれています。

1日にとってもよい量は大人で40~50g(角砂糖7個分)、
子どもはその半分くらい。


白砂糖を取り過ぎると、太りやすくなるだけでなく
肌荒れ、便秘、虫歯、骨折、キレやすいなど
といったことも起こります。

どうしてこのようなことが起こるかというと、
白砂糖が体に入ると、
カルシウムやビタミンB1を体から奪ってしまうからです。

カルシウムが不足すると、やはり骨や歯というところに影響がでますし、
ビタミンB1が不足すると、
だるさや疲れやすさ、不眠、記憶力が弱くなったりもします。


白砂糖には依存性があり、
砂糖の甘さに鈍くなって
摂取される量がどんどん増えていくということがあります。


糖質制限をするうえではやみくもに
炭水化物を減らすことよりも、
まずはじめに、さまざまな食品に使われている砂糖を
取り過ぎないように習慣化していくことが大切だといえます。